2008年2月18日月曜日

プロ 野球 速報

プロ野球は崩壊する!―スポーツビジネス再生のシナリオ

プロ野球は崩壊する。はっきりいって間違いないです。かつて運動神経の恵まれた少年はみな野球をやっていました。しかしサッカーが盛り上がってる今、子供はサッカーに熱をあげるでしょう。そのうち野球がTVから消え日本サッカーがW.CAPで優勝したら野球が生きる道は消えるのです。私は半ば諦めてます。選手の事すらたかが呼ばわりする日本球界が私のような一ファンの言う事など聞いてもらえるわけがないのです。自分達が死ぬまで安泰だったらいいと思ってる連中ばかりです。すいません話がずれましたね(笑)ともかくこの本は野球再編について書かれていて勉強になりました。すぐにでも実行して頂きたい。

プロ野球をビジネスの視点から論じた好著。近鉄-オリックス合併公表に端を発し、「一リーグ制」移行の議論がかまびすしいが、このような日本プロ野球の「仕組み」を見直すべきときにあたり、関係者にぜひ読んでほしい本である。筆者は、「一リーグ制」には反対の立場である。理由は、明解である。・日本のプロ野球は「ビジネス」としてのポテンシャルをまったく発揮していない。・従って、現在の一部球団の窮状は、野球という「産業」のポテンシャルの低下によるものではなく、システムとしてプロ野球機構が旧弊であるからである。・プロ野球という「産業」が提供する「商品」の根幹は、「エキサイティングな試合」であり、チーム数の削減はその商品価値を減らすことでしかない。・むしろ地域性を考慮してチーム数を増やすべき。(そしてそれでも採算がとれるようにする道はある)近鉄球団は「行くも引くもならず」合併に追い込まれたということだが、他にも道はあるということを本書は示している。

 本書が指摘する通り、プロ野球経営は素人目にも前近代的である。球場への運搬集客という初期電鉄会社のビジネスモデルや、広告がわりといった発想では採算が合うはずもない。球団の寄り集まりとしてのプロ野球リーグではなく、プロ野球リーグの傘下に球団が参加しているという捉え方、リーグと球団の力関係の逆転が必要である。リーグ全体としてビジネスを考えることが重要なのだ。本書の慧眼は“プロスポーツ経営における社会主義的思考の導入”。トランプにしろ、麻雀にしろ、多くのゲームは最初に割り振られる戦力は運の基に平等である。プロ野球を大きくゲームと捉えるならば一定のルールの基に戦力を均衡させなければ面白みは出てこない。もちろん選手の獲得方針や、スカウティング能力といった球団のカラーや企業努力に拠る部分も大事ではあるが。一球団として資本主義を追求するよりも、リーグとして社会主義を追求することが、メタレベルでは大きな資本主義に帰結する。順位予想の投票もtotoよりはイケそうだし、グッズ展開も球団間のライバルまで枠組みを広げれば売れる商品も増えるだろう。サラリーキャップ制の導入やドラフト、FAの見直しも、球団としてではなくリーグとして検討するべきだ。本書は現在のプロ野球ビジネスの問題点を整理し、ファンも含めて皆でプロ野球の将来を考えていくための貴重な一冊だと思う。

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