LAST CONCERT IN JAPANのあまりのデキの悪さに、失望させられたトミー・ボーリンだが、このアルバムにより見事に蘇ったと言っていい。音質、音のバランスが格段に向上し、バンド全体、特にトミーの息吹きが痛いほど感じられる。(録音当時、最悪な状態であったプレイはどうやら、所々ON MIXされているらしいが・・・)臨場感や当時の背景を考え合わせると、トミーの素晴らしいプレイが聴けるLIVE IN CARIFORNIAよりもこちらの作品の方が愛着がわく。パープルの終焉直前の最後の閃光であろう。
トミーボーリン絶不調、あまりクリアーに聞こえないトミーのギターということで評判の悪いLast concert in japan(1975年12月15日、武道館) が完全版として27年の年月を経て蘇りました。これは2001年に英国で発売されたThis time around.Live in Tokyo75 というCDの日本盤です。Last concert in japanではステレオミックスが反対でしたが、本盤ではギターは右、キーボードは左と正しく修正されています。オリジナルのマスターを徹底的にクリーンアップしトミー ボーリンのギターがとても迫力の在る音に変化。麻薬のやりすぎ?または寝違え?で麻痺した左手をかばうためのボトルネック奏法ですが、全編を通して白熱した演奏が聞け7分ものギターソロまで聞けます。バンド自体のテンションも高く、聞いて損は無いでしょう。結論 、Last concert in japan(このアルバムは日本のみの限定発売、海外のマニアにとっては貴重品)を聞いてトミー ボーリン最低と思った人におすすめします。しかし、左手の怪我も治り好調なトミーを聞きたい人は翌年の2月27日に録音されたLive in california long beach arena 1976 on the wings of a russianfoxbatという2枚組CDをおすすめします。(日本盤はVAPから同時発売予定)