ジョーニーデップには本当にうっとりします。パイレーツよりずっとかっこいいです。チャーリーとチョコとこの2つが彼のはまり役のような気がします。この役には彼のかっこよさが凝縮されています。何度見ても悩殺されます。 そして圧巻はリチートラのオペラです。ポスト3代テノールと言われて久しいのですが、特に全編に流れるビゼーの「真珠とりの歌」は切々と謳われ聞くものの心を動かします。この曲をタンゴとして聴きなじんでいた人も多いと思います。 またユダヤ人問題が根底にあり、監督サリーポッターの人権意識の高さには敬服します。 高い芸術性と、社会意識といった一見相矛盾する2つの側面がこれほどまでに見事に融合し、昇華された作品は極めて珍しいです。
<詳細> ジョニー・デップが助演に徹した2000年度の1作目で、ジプシーの青年を好演している。 チェーザー(ジョニー)の家族役を演じるジプシー達は、本物のジプシー楽団の団員であり、食事シーンでの素晴らしい演奏と歌はすべて彼らのオーケストラである。 ユダヤ人であることで迫害され、名前も言葉も奪われた少女スージーと、ジプシー青年チェーザーとの恋と人生の苦悩と葛藤を、戦争の影が忍び寄る1930年代を舞台にして描いている。 <感想> チェーザー役のジョニーは台詞が少なく、「瞳だけ」で演じるシーンがとても多いのだが、瞳だけであれだけ語り、あれだけ表現し、女性を釘付けにして虜にしてしまえる俳優は、さすがはジョニー・デップだ! テーマは、人種差別や迫害といったものだが、ストーリー的にも、感動できる作品だ。 とにかく、ジプシーを演じるジョニー・デップが渋くてカッコいい!!
どうなんでしょう。率直に言って無感動でした。ユダヤ人迫害の時代の雰囲気はでていたと思いますし、オペラや劇場の様子もよく描かれていました。しかし私としては、もう少し深みのある映画音楽を使って欲しかったのと、暗い時代を強調することで最後のハッピーエンドを際立たせて欲しかった。付録の撮影風景も見ましたが、どうも緊張感がないような‥‥。まさに酷評ですが、皆様ご自身で判断していただければ幸いです。
C・リッチ演じるユダヤ人少女が、貧しい村を出てアメリカに行った父親を追って旅をする。知り合いも居ないし何もわからない土地で、彼女は生きるため踊り子をして稼ぐ。その舞台で初めてジョニー・デップ演じる流浪の民の男性に会う。宿のおばさんが連れられていくシーンがかなり印象的。全編通してダークな感じだけど、逆にそれがいい味出してます。暗いけれど、強くたくましく生きていく少女の映画。女性の監督ならではの、たくましいけど繊細、とゆうアンビバレントな矛盾を見事に描いていると思います。観たあとに自らの中で何かが変わる、何かが生まれるような感覚に襲われる作品です。